杭柱アジャストジョイント工法
東日本旅客鉄道株式会社
千代田工営株式会社
-
技術の概要
本工法は、旅客上家等の基礎の施工の合理化を図ることを目的として、鉄筋コンクリートの直接基礎に替え、鋼管杭を打ち、それに鉄骨柱を直接取り付ける接合方法です。本接合部は、剛接タイプとピンタイプの2種類あり、いずれも鋼管杭の心ずれとベースプレートの高さを調整できます。
●開発前
●開発後
-
適用箇所
盛土ホームの旅客上家の新築、改築及び延伸
桁式ホームの旅客上家の新築、改築及び延伸(ホーム桁に載らない場合)
-
特徴及び優位性
- コストダウン
施工条件に左右されますが、昼間作業の拡大でコストダウンが可能となります。
- 工期短縮
現場作業が少なくなるため、工期短縮が可能です。
- 安全性
ホーム上の仮囲いが小さくなるため、旅客の安全性の向上が図れます。
- コストダウン
-
施工実績
両国駅貨物上家延伸
東鷲宮駅旅客上家
荒川沖駅旅客上家
相原駅旅客上家
銚子駅旅客上家
嵯峨嵐山駅旅客上家
(嵯峨野線)
中山駅旅客上家
鴨宮駅旅客上家
岡部駅旅客上家
新潟駅旅客上家
大月駅旅客上家
下大利駅旅客仮通路
(西鉄)
東京駅旅客上家
小林駅旅客上家
白木原駅旅客待合室架台
(西鉄)川崎駅旅客上家
北鎌倉駅旅客上家
石岡駅旅客上家
-
その他
本工法で使用する鋼管杭の外径はφ267.4で、接合する鉄骨柱の最大は200サイズ以下とします。