| ■技術の概要
耐震ラップ工法は、波形に切断加工した鋼板(耐震ラップ鋼板)を既設のコンクリート柱の周囲に組立て、コンクリート柱と耐震ラップ鋼板との隙間にモルタルを充填して、コンクリート柱のせん断破壊防止およびじん性を向上させる耐震補強工法です。従来の工法は大型の施工機械を用いて溶接作業を行っておりますが、本工法は分割した鋼板を組立てるため人力で施工ができ、特殊な波形加工により溶接作業が無いことから、補強工事中もコンクリート柱の周辺の生活環境に対する影響が少なく、工事期間も縮減できると共に、コスト低減が図れます。
本工法の技術資料「既存鉄道コンクリート高架橋柱等の耐震補強設計・施工指針 波形分割鋼板巻立て補強編」((財)鉄道総合技術研究所)は平成18年4月に発行されています。
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・基部および頂部は波形に加工した耐震ラップ鋼板をボルトにより連結して閉合します。
・標準部は、コの字型に2分割したラップ鋼板を下側鋼板の波形に噛合せて組上げます。2分割した鋼板は、くさび形の鉛直継ぎ手により接合します。
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■ 適用箇所
RC高架橋柱、建物柱等の耐震補強および構造補強工法
特に高架下利用箇所など狭隘な箇所
■ 特徴及び優位性
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人力施工が可能で施工性に優れており、従来の鋼板巻立て補強では施工が困難な箇所で特に優位性を発揮します。 |
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溶接作業が不要のため、条件によっては6mm未満の鋼板を用いることが可能です。 |
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上記特徴より、店舗等の高架下利用箇所や狭隘な箇所において、工期短縮、コスト縮減が図れます。 |
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施工完了後は従来の鋼板巻立て補強と同様に平滑な表面となり、人が多く集まる箇所でも安全です。 |
■ 施工実績
平成17年度 性能確認試験(実物大)終了
平成18年度 実施予定
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